大学の建築フォーラム
大学の建築フォーラム
2009年10月10日 (土)16:00–18:00 慶應義塾大学(三田) 西校舎 516教室
入場無料・事前申し込み不要
アート・センターの所管するノグチ・ルーム・アーカイヴでは、2006年度以降、対象を広げて、慶應義塾の建築をアーカイヴ化するプロジェクトを行っています。このプロジェクトでは、建築の制作側ではなく、ユーザーの側に視点を設定する「ユーザーマインドの建築アーカイヴ」の構築を試みています。既存の建築アーカイヴは設計から竣工までに焦点を当てることがもっぱらですが、建築は、基本的には使用されて初めて機能することを考えると、使用者の観点や記憶を含めてアーカイヴすることこそ重要なのではないか、という提案です。
この度は、建築設計、デザイン史、近代史と建築、さらには大学における建築の在り方などに関して研究や発表を行っている3者を迎え、ショート・プレゼンテーションと討論を通して、大学の建築について、「ユーザーマインドの建築アーカイヴ」の可能性も視野に入れながら、考えていきたいと思います。
パネリスト
丹尾 安典(早稲田大学 文学学術院 教授)
新見 隆(武蔵野美術大学 芸術文化学科 教授、慶應義塾大学アート・センター 訪問所員)
小林 博人(慶應義塾大学政策・メディア研究科准教授兼環境情報学部准教授、慶應義塾大学アート・センター 所員)
モデレータ
渡部 葉子(慶應義塾大学アート・センター 准教授/キュレーター)
主催・お問い合わせ
慶應義塾大学アート・センター
芸術創造資源のための対話型アーカイヴ構築推進プログラム